耳鳴りと甘いもの
耳鳴りに甘いものは食べて良い?
甘いものと言うと、太る、血液がドロドロになる、血糖値が上がるなど、あまり健康に良いイメージはありませんよね。耳鳴りにも、甘いものはあまり良いとは言えません。
甘いものの食べ過ぎは、低血糖のリスクを高めます。低血糖というと甘いものを食べていない人がなりそうなイメージですが、実は甘いものを食べ過ぎている人の方がなりやすいのです。
甘いものを食べると血糖値が急上昇するため、体が血糖値を下げようとし、低血糖になってしまう、ということです。
甘いものの食べ過ぎで低血糖になると、動悸や不安感などが起こることがあります。とりわけ朝起きたときは、寝ている間は食事をしていないので低血糖の症状も出やすくなります。
朝に耳鳴りがひどくなるという方も多いでしょう。耳鳴りの原因は解明されていない部分も多いので、断定はできませんが、甘いものの食べ過ぎで低血糖になると自律神経症状が起こるため、関連して耳鳴りが起こる可能性は考えられるでしょう。
甘いものが食べたいこと自体が危ない
そもそも、甘いものが食べたいと思うのは、栄養が足りていない、もしくは栄養が偏ってしまっている可能性があります。
栄養不足も耳鳴りの原因の1つと言われているので、甘いものが食べたい状態の時には耳鳴りも起こりやすくなっていると考えられます。
肉や魚、野菜、乳製品、炭水化物をバランス良くとること、大豆類やナッツなどの栄養価の高い食品を食べることが耳鳴りのために大切です。
耳鳴りのために、飲み物も気を遣いたいところです。炭酸飲料やジュースの甘いものを飲み過ぎてしまう場合は、ほうじ茶や玄米茶など鉄分豊富な飲み物がおすすめです。
まとめ
甘いものの食べ過ぎは、耳鳴りが気になるのであればやはり控えるのが良いでしょう。甘い物が食べたいのは栄養不足の症状かもしれないので、しっかり栄養をとるように心がけていきたいですね。