動悸と耳鳴りの原因
なぜ動悸と耳鳴りが起こるのか
動悸と耳鳴りの症状が出るのは、自律神経が乱れていることが原因かもしれません。
自律神経の乱れとは、交感神経と副交感神経の2つの神経の働きのバランスが悪くなっている状態のことを言います。
本来、昼間は交感神経の働きによって活動し、夜間は副交感神経の働きによって疲労を回復させる、というしくみになっています。
しかし、ストレスなどが原因で自律神経が乱れると、夜間も交感神経が働いてしまい、目が冴えて眠れなくなったり、睡眠の質が下がって疲れをうまく回復できなくなるといった問題が起こります。
このように自律神経のバランスが悪くなることが原因で、動悸や耳鳴りなどの症状が現れることがあります。
そこで、自律神経の乱れによって動悸と耳鳴りが起こる原因を挙げていきますので、当てはまる原因があるかどうか確認してみてください。
動悸と耳鳴りの5つの原因
動悸と耳鳴りの原因1
- 夜更かしをしている
生活リズムが乱れ、昼と夜が逆転したりすると、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかなくなります。
動悸と耳鳴りの症状が現れる原因となります。
動悸と耳鳴りの原因2
- 肩や首がこっている
肩こりや首こりによって血流が悪くなると、血液が末端まで行かなくなり、冷えの原因になります。
血管の拡張や収縮も自律神経が関係していますから、血行不良は動悸や耳鳴りなどの症状が現れる原因となります。
動悸と耳鳴りの原因3
- アルコールやカフェインの摂取
コーヒーやお酒、タバコなどの嗜好品に含まれるカフェイン、アルコール、ニコチンなどは、副作用として動悸がすることがあります。
動悸と耳鳴りの原因4
- 思春期、更年期である
思春期や更年期など、自律神経が乱れやすい時期があります。耳鳴りや動悸などの症状も起こりやすくなります。
動悸と耳鳴りの原因5
- 真面目な性格である
真面目、几帳面、努力家、責任感が強い方はストレスを抱え込みやすく、精神不安定になることがあります。
ストレスは交感神経を刺激し、動悸や耳鳴りを生じやすくなります。
まとめ
自律神経失調症では、動悸や耳鳴りなどの症状が現れることがあります。動悸や耳鳴りなどの症状が現れたら、原因を探して対処していきましょう。