耳鳴りの改善

耳鳴りの症状とその原因について

耳鳴りの症状と原因について

 

耳鳴りの症状は原因によって様々です。

 

そこで、耳鳴りの症状と、耳鳴りを伴う病気の症状、そしてその症状の原因として考えられるものをご紹介していきます。

 

 

 

耳鳴りの12の症状とその原因

 

耳鳴りの症状とその原因1
  • 静かな場所でシーンという耳鳴りが聞こえる

生理的耳鳴り(オイフォン)の可能性があります。生理的な症状であり、誰にでも起こる耳鳴りのため、問題はありません。

 

 

耳鳴りの症状とその原因2
  • 自分にだけ耳鳴りが聞こえる

自覚的耳鳴(じかくてきじめい)と言います。耳鳴りの多くは自覚的耳鳴と言われています。ストレス、疲労など様々な原因が考えられます。

 

 

 

耳鳴りの症状とその原因3
  • 他の人にも耳鳴りが聞こえる

耳の筋肉のけいれんが原因で、コツコツやプツプツという音がします。他覚的耳鳴(たかくてきじめい)と言います。

 

 

耳鳴りの症状とその原因4
  • 耳や脳には異常がないが、片耳もしくは両耳で耳鳴りが聞こえる

精神的なストレスや、冷え、血行不良などの身体的ストレスが原因で起こると言われています。

 

ピーやキーンといった高音の耳鳴り、ボーなどの低音の耳鳴りが単音で聞こえることもあれば、ボーやドドドドなど低音や高音の様々な音の耳鳴りが同時に聞こえることもあります。

 

一時的な耳鳴りが頻繁に聞こえる場合と、耳鳴りが常に鳴り続ける場合があります。

 

 

耳鳴りの症状とその原因5
  • 高い音が聞こえづらい、耳が詰まった感じがある

騒音性難聴や老人性難聴の可能性があります。騒音性難聴は大きな音を聴いたり、イヤホンやヘッドホンで長時間音楽を聴き続けることが原因で起こります。

 

老人性難聴は加齢が原因で起こります。いづれも高い音から聞こえにくくなることが多いです。

 

 

耳鳴りの症状とその原因6
  • トックントックン、ザーザーといった血管や鼓動の音が聞こえる

血管性耳鳴りの可能性があります。動脈硬化や動脈瘤などによって血液の流れが悪くなることが原因で起こります。

 

 

耳鳴りの症状とその原因7
  • 片耳だけが徐々に聞こえにくくなる、顔のしびれ、めまいがある

聴神経腫瘍の可能性があります。良性の脳腫瘍が聴神経を圧迫することが原因で起こります。

 

腫瘍が大きくなるのに時間がかかるため、腫瘍のある側の耳が少しずつ聞こえにくくなるのが特徴です。耳鳴りをともなうことがあります。

 

 

耳鳴りの症状とその原因8
  • 耳鳴りとともに激しいめまいがある

メニエール病の可能性があります。吐き気を伴うこともあります。症状が繰り返し起こるのが特徴です。

 

三半規管の中のリンパ液が増えすぎてしまうことで起こります。自律神経の乱れやホルモンバランスの変化、生活習慣の乱れなどが原因と言われています。

 

 

耳鳴りの症状とその原因9
  • 突然、片耳が聞こえづらくなる

突発性難聴の可能性があります。耳鳴りとともにめまいがある場合もあります。2日以内に病院に行くことで治る可能性が高くなると言われています。

 

 

耳鳴りの症状とその原因10
  • 耳がボーッとする、耳が塞がった感じがある

耳管狭窄症、中耳炎、耳管開放症などが考えられます。鼻炎や風邪で鼻を強くかんでしまうことや、気圧の変化などが原因で起こります。

 

 

耳鳴りの症状とその原因11
  • 耳に痛みがある、耳垂れがある

外耳炎の可能性があります。耳かきのしすぎや、ヘアスプレーなどの刺激物が外耳道に入ってしまったことなどが原因で起こります。

 

 

耳鳴りの症状とその原因12
  • 自分の声や呼吸の音が響いて聞こえる

耳管開放症の可能性があります。耳管が開きっぱなしになる症状です。ダイエットなどによる急な体重減や、睡眠不足、ストレスなどが原因で起こります。

 

 

 

まとめ

 

耳鳴りの症状によって、原因は多岐に渡ります。ご紹介した耳鳴りの症状と原因は代表的なものです。耳鳴りの症状が現れたら、まずは信頼できる病院で検査をすることをおすすめします。そのうえで、原因に適した耳鳴りの対策をしていきましょう。