耳鼻科で処方される耳鳴りの薬
耳鼻科で耳鳴りの薬が出される
耳鳴りの症状で耳鼻科に行くと、耳鳴りに良い薬が処方されることがあります。
しかし、病院には耳鳴りのためだけに作られた薬というのは無いのが現状です。
耳鳴りは栄養不足、血流の滞りなども原因となって起こります。ですから、耳鳴りに良い栄養を補給し、血流を良くする効果のある薬が耳鼻科で処方されます。
耳鼻科で処方された薬を飲んでも、耳鳴りに全く変化が見られないことがあるかもしれません。しかし、慢性の耳鳴りというのは基本的に治すのに時間がかかる症状です。
耳鼻科では、何年も飲み続けることを前提に薬を処方されることもあります。その場合は気長に耳鼻科で処方された薬を飲み続けましょう。
一年飲み続けて耳鳴りの音量が少しでも下がっていれば、もっと耳鳴りが静かになる可能性があります。
今回ご紹介する耳鼻科でよく処方される4つの薬は、副作用がほとんどない薬です。
耳鼻科でよく処方される耳鳴りの薬
耳鳴りに耳鼻科で処方される薬1
- メチコバール(メコバラミン、ノイメチコール、メチコバイド、レチコランなど)
神経の働きに関わるビタミンB12の栄養素を効率的に摂取できる薬です。
耳鳴りに耳鼻科で処方される薬2
- ストミンA
内耳の血管を広げる事で血流を良くする薬です。耳鳴りやめまいの原因となる耳周りの血行不良に効くので、耳鳴りの薬としてよく耳鼻科で処方されます。
耳鳴りに耳鼻科で処方される薬3
- アデホスコーワ(トリノシン)
内臓の血流を良くする薬です。耳周りだけでなく、目や胃腸、心臓の血流も改善されるので、代謝も高まります。耳鳴りの症状が現れるメニエール病や、内耳障害によるめまいの治療にも服用されます。
耳鳴りに耳鼻科で処方される薬4
- カルナクリン(カリクレイン、サークレチンS、プロモチンS、ローザグッド、クライスリン、カリジノゲナーゼなど)
血管を広げて血流を良くする薬です。頭痛や冷え、めまいなどの更年期障害によく現れる症状にも効果がある薬です。
まとめ
今回ご紹介した耳鼻科でよく処方される耳鳴りの薬は、4つとも併用可能です。他に飲んでいる薬がある場合は、耳鼻科で相談しましょう。