耳鳴りと職業病
耳鳴りは職業病?
職業病は色々ありますが、耳鳴りというのも職業病に入るのか気になりますよね。
耳鳴りというとキーンやピーといった音が聞こえてきて、しばらくすると聞こえなくなるような、軽い症状というイメージがあります。なので、職業病とは言えないような雰囲気がある気もします。
しかし、耳鳴りの症状が重症化すると、不眠症や精神不安定などの症状を引き起こすこともあります。
耳鳴りがうるさすぎて眠れず、耳鳴りがうるさいことで仕事に集中できずミスをするということもあるでしょう。そうなってくると、職業病と言っても良いような気がしてきます。
また、耳鳴りがしているということはすでに耳の内部が傷ついている可能性があります。大きな音を聴いていると、耳の有毛細胞が傷つき、耳鳴りをともなう難聴になることがあるのです。
耳鳴りが職業病の仕事とは
職業病として難聴や耳鳴りになりやすい職業があります。大きな音を聴く機会の多い職業は、職業病で難聴や耳鳴りが起こりやすいといえます。
例えば、パチンコ屋の店員、工事現場での仕事、ミュージシャンなどの大きな音を聴く仕事は、耳鳴りや難聴などの職業病が起こりやすいでしょう。
職業病を防ぐために、耳栓をしたり、こまめに静かな場所で休んだりしているという話も聞きますよね。
耳鳴りや難聴などの職業病になりやすい仕事の場合は、他の職業の人以上に、日常生活で大きな音で音楽を聴いたり、うるさい場所に行ったり、イヤホンやヘッドホンを長時間使用するのは控えた方が良さそうですね。
職業病を防ぐために耳への負担を少なくする工夫をしていきたいところです。