原因不明の耳鳴りの対策方法
耳鳴りはしているのに病院では原因不明
耳鳴りの症状で病院に行き検査しても、原因不明の場合があります。耳鳴りだけでなくめまいや吐き気があっても、耳には異常なし、原因不明、となってしまうことがあるのです。
なぜ耳鳴りやめまいがあっても原因不明なことがあるのでしょう。
それは、耳鳴り自体が解明されていない部分が多い症状だからです。外耳炎や突発性難聴など、はっきりした原因がある場合もありますが、耳に異常がなく、何か大きな音を聴いた訳でもないのに原因不明の耳鳴りがする、という場合も多いのです。
ただ、原因不明とは言ったものの、耳鳴りの多くはストレスや疲労、血流の悪さが原因と言われています。
とりわけストレスは自分では気が付きにくいです。耳に異常がないと言われると、原因不明の耳鳴りに対してなんだか不安になってしまうこともあるかと思いますが、実は、気が付かないうちにストレスを抱えてしまっていたのかもしれません。
というわけで、病院で検査しても耳鳴りが原因不明だった場合は、ストレス、疲労、血流の改善を心がけていくのがおすすめです。
原因不明の耳鳴り6つの対策方法
原因不明の耳鳴り対策方法1
- 音楽を流す
音楽に耳を傾けることで、耳鳴りを紛らわせることができます。この方法は、慢性の耳鳴りの治療にも使われています。好きな音楽をスピーカーから、音量はやや小さめで流しましょう。
原因不明の耳鳴り対策方法2
- 深呼吸をする
肺呼吸と腹式呼吸を同時に行う深呼吸を、朝晩10回ずつ行い、リラックスしましょう。自律神経の乱れが原因で耳鳴りがしている場合に特に効果的です。
原因不明の耳鳴り対策方法3
- 軽い運動をする
軽い運動をすることで、身体がほぐれ、血流が良くなります。考え方も前向きになるので、ストレスや血流の悪さが原因の耳鳴りに効果的です。
やりすぎは逆効果ですので、普段運動をしない方は散歩に出かける、ストレッチをするなど無理せず始めてみてください。
原因不明の耳鳴り対策方法4
- お風呂につかる
夜、寝る3時間以上前に、38〜39度のぬるめのお湯につかるとリラックスできます。副交感神経が優位になり、眠りの質が高まって、疲労が原因の耳鳴りに効果的です。
原因不明の耳鳴り対策方法5
- 朝日を浴びる
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、生活リズムが整いやすくなります。セロトニンも合成されるので、精神的なストレスが原因の耳鳴りにも効果的です。
原因不明の耳鳴り対策方法6
- 漢方薬を飲む
血流、冷え、ストレスなどが原因の耳鳴りには、漢方薬が効果的です。病院でも漢方薬を処方してもらえる場合があります。
まとめ
慢性化した原因不明の耳鳴りはすぐには改善されないことが多いです。しかし、原因不明の耳鳴りやめまいがあっても、リラックスして日々を送れるよう心がけることで、少しずつ耳鳴りやめまいの症状が気にならなくなる可能性があります。
不安や焦りは禁物ですので、原因不明の耳鳴りを治すというより慣れる気持ちで、生活を改善していきましょう。