ドクドクという耳鳴り
耳鳴りがドクドクと聞こえるのは何?
耳鳴りにも色々な種類の耳鳴りがありますが、中にはドクドクと聞こえる耳鳴りもあります。
ドクドクという耳鳴りは、左耳のみから聞こえる場合、右耳のみから聞こえる場合、両耳から聞こえる場合など様々です。
通常、耳鳴りと言うとピーやキーンなどの高音の耳鳴りが一時的に鳴って、気が付くと音が消えている、というようなイメージがあるかと思います。
ですから、ドクドクと耳鳴りが聞こえてくると、何だろう?と気になってしまいますよね。ドクドクという音が、ドク、ドク、と拍動して聞こえる場合、拍動性耳鳴りの可能性があります。
血液が流れるような音でドクドクという耳鳴りが聞こえる場合は、本当に血液の流れる音が聞こえていることが原因の血管性耳鳴りかもしれません。
ドクドクという耳鳴りの血管性耳鳴りとは?
ドクドクという耳鳴りが聞こえる場合に考えられるのが血管性耳鳴りですが、これは血流が悪くなっていることが原因となります。
動脈硬化や動脈瘤などがあると、血管が狭くなっているため、血液が流れにくくなってしまいます。
耳周りの血流が悪くなっていると、血液が流れるために圧力がかかり、その音がドクドクという耳鳴りとして聞こえている可能性があるのです。
場合によってはドクドクという耳鳴りが脳梗塞や脳内出血などの初期症状となっている可能性もあります。
ドクドクという耳鳴りとともに吐き気やめまいなどの別の症状もある場合には、さらに注意が必要です。
医療機関で診てもらうことをおすすめします。
ドクドクという耳鳴りの他の原因
もちろん、ドクドクという耳鳴りがしているからといって必ずしも大きな病気があるとは限りません。
耳鳴りにも色々な音の種類がありますし、人によって聞こえ方が違うのも事実です。
もしかすると、ドクドクというような音の慢性的な耳鳴りで、特に異常がない可能性も考えられます。
普段から自分の体調としっかり向き合うことで、異常にも早くに気付くことができます。
まとめ
ドクドクという耳鳴りは、血管性耳鳴りの可能性も考えられます。ドクドクという耳鳴りがしたら早めに信頼できる病院に行くのがおすすめです。また普段からストレスの軽減や生活習慣の改善を心がけることも大切です。