中耳炎と耳鳴りの原因と予防方法
中耳炎による耳鳴り
中耳炎は、耳に侵入した菌によって炎症が起こる症状です。
中耳炎になると耳鳴りや難聴といった症状が出ることもあります。
中耳炎で耳鳴りがしたら、耳鼻科で中耳炎を治療することが大切です。
耳鳴りを伴う中耳炎の原因
中耳炎は、細菌やウイルスを含む鼻水が耳に達し、炎症を起こすことで起こります。鼻と耳はつながっているので、風邪や花粉症などで鼻炎症状があると、中耳炎は起こりやすくなります。
また、プールや浴場などの水が口や鼻から入り、耳に達して中耳炎になることもあります。耳管が短い子供の頃は中耳炎になりやすいと言われています。
耳鳴りのための5つの中耳炎予防法
耳鳴りのための中耳炎予防法1
- 鼻はゆっくりかむ
鼻を強くかむと耳に圧力がかかり、鼻水が耳に入りやすくなってしまいます。鼻をかむ際は力を抜いて、ゆっくり優しくかむようにしましょう。
耳鳴りのための中耳炎予防法2
- 鼻は左右片方ずつかむ
両方の鼻を同時にかむのではなく、左右片方ずつしっかりかむことで、鼻水が耳の方に入りにくくなります。
耳鳴りのための中耳炎予防法3
- 鼻をためておかない
細菌を含む鼻水を鼻の中に残したままにしておくと、鼻水の中で菌が繁殖し、中耳炎のリスクが高まります。鼻はこまめにかむようにしましょう。
耳鳴りのための中耳炎予防法4
- 鼻をすすらない
鼻をすすると鼻水が奥へ入ってしまい、中耳炎を起こしやすくなります。鼻はすすらず、かむようにしましょう。
耳鳴りのための中耳炎予防法5
- 生活習慣を改善し免疫力を高める
食事、睡眠、運動など生活習慣を改善し、免疫力を高めておきましょう。風邪を引かないようにして、中耳炎や耳鳴りを予防しましょう。
まとめ
中耳炎は耳の内部に菌が入ることで起こります。中耳炎やそれにともなう耳鳴りを防ぐためにも、鼻のかみ方に気をつけ、風邪予防の意識も高めていきましょう。