音響外傷による耳鳴りの治療方法
音響外傷になってしまったら?治療法はある?
音響外傷による耳鳴りは、大きな音を聴くことが原因で起こります。
大きな音は身近に溢れています。運動会などで使われるスターターピストルの音、ロケット花火、クラブハウスなど、日常の中で音響外傷による耳鳴りが起こるほどの大きな音はたくさんあります。
音響外傷による耳鳴りをこれ以上悪化させないためにも、まずは音響外傷を予防するよう気を付けていきましょう。
音響外傷による耳鳴りを防ぐ6つの方法
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法1
- 音楽を聴く際はスピーカーを使う
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法2
- イヤホンやヘッドホンを一日一時間以上使用しない
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法3
- ノイズキャンセリングイヤホンを使う
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法4
- できるだけ小音量で音楽を聴く
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法5
- ライブには耳栓を付けていく
音響外傷による耳鳴りを防ぐ方法6
- 花火、スターターピストル、工事など大きな音を避ける
音響外傷による耳鳴りの治療方法
音響外傷で傷つけられた耳の有毛細胞は、治らないのが現状と言われています。ですから、音響外傷による耳鳴りの治療方法は、耳鳴りに慣れる治療方法が有望です。
耳鳴りに慣れる治療とは、静かな音でスピーカーから音楽を流しておくなどして、耳鳴りの音を忘れる治療法です。
耳鳴りの音を忘れる時間が増えることで、耳鳴りに慣れることができる、という治療です。
耳鳴りの治療方法には、TRT療法(耳鳴り再訓練療法)という治療法もあります。TRT療法という治療法は、心地よいノイズを聴く事で耳鳴りへの意識を減らしていく治療法です。
音響外傷による耳鳴りは、慣れる治療をすることで気にならなくなってくるはずです。音楽やテレビ等の雑音を小音量で流すという治療は、自宅でもできる治療法ですので、音響外傷による耳鳴りが気になる場合は、試してみると良いでしょう。